南北分散開催も検討可能 平昌冬季五輪で地元知事述べる

[ 2015年1月5日 23:20 ]

 2018年平昌冬季五輪の開催自治体、韓国江原道の崔文洵知事は5日、北朝鮮が以前提案した一部競技での南北分散開催について、「一部の種目に限って考えてみることはできる」と述べた。聯合ニュースが伝えた。

 崔知事は同ニュースに個人的な意見だとした上で、「高額な競技場建設費用が要らないスノーボードの競技で検討が可能」とした。同競技は平昌の既存施設を使うことになっている。

 北朝鮮当局者は13年、東部の馬息嶺スキー場を会場として提供する意思があると表明したが、大会組織委員会は「実現不可能」とした。

 平昌冬季五輪をめぐっては、ボブスレーなどのそり競技で日本など国外実施が検討されたが、朴槿恵大統領は分散開催案を否定している。(共同)

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2015年1月5日のニュース