逸ノ城 202キロ大台でもホッ…減量必至“敵”はおせち?

[ 2014年12月26日 05:30 ]

力士会の前に体重測定を行う逸ノ城

 大相撲の関脇・逸ノ城(21=湊部屋)が25日、東京・両国国技館での力士会前に行われた身体測定で幕内最重量の202キロを記録した。公式記録で200キロを上回るのは自身初。11月の九州場所では199キロだったが、甘いものが大好きで徐々に体重が増えてしまい、頭を悩ませている。

 大勢の報道陣に囲まれ、恐る恐る体重計に乗ると「ちょっとヤバイと思った」と戸惑いながらも、「210キロいっていたらどうしようかと思った。202キロでうれしかった」と大台超えにもホッとした表情。ただ、「これ以上、太ると動けないから駄目」と自らレッドゾーンであることを明かした。動きが鈍くなり、すぐに息が切れるという。だからこそ減量が必要なのだが、「すぐに太るタイプ」なのが悩みの種。前日はケーキやピザこそ食べなかったものの、クリスマスイブのプレゼントとして差し入れられたチキンは我慢できずに7~8個食べていたことを白状した。

 朝稽古では埼玉県川口市の部屋で若手を相手に39番胸を出し大量の汗をかいた。「初場所の初日までには195キロに絞りたい」と稽古しながら食事制限を続け減量に努めていくが、おせち料理など誘惑が続く時期だけに果たしてうまくいくか。

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