「全身全霊をかけてやった」町田悔いなきSP2位

[ 2014年12月26日 21:13 ]

男子SPの演技後、感極まる町田

 フィギュアスケートの世界選手権代表選考会を兼ねた全日本選手権は26日、長野市ビッグハットで開幕し、男子で3連覇を狙うソチ冬季五輪王者の羽生結弦(ANA)がショートプログラム(SP)で94・36点を出し、首位に立った。

 初優勝が懸かる前回2位の町田樹(関大)が90・16点で2位、ジュニアグランプリ(GP)ファイナルを制した17歳の宇野昌磨(愛知・中京大中京高)は85・53点で3位につけた。

 11月のNHK杯で優勝した村上大介(陽進堂)は81・28点で4位、無良崇人(HIROTA)は78・54点で5位だった。

 ▼町田樹の話 決して完璧な演技ではなかったが、全身全霊をかけてやった。悔いはない。順位を意識しすぎず、あすも自分の演技を皆さまに届けられたらと思う。

 ▼宇野昌磨の話 自分の中では50点。ところどころ満足いかないところがある。もっともっといける。フリーでは『感動した』と言われる演技をする。

 ▼村上大介の話 緊張して体が重かった。最後まで転倒しないで演技ができてほっとした。(フリーは)4回転ジャンプを2回決め、ノーミスで滑りたい。

 ▼無良崇人の話 今季の課題である、試合の時の精神状態の悪さが出た。もうちょっと攻めの姿勢でフリーに臨みたい。

続きを表示

2014年12月26日のニュース