川内“7分台”でリオ五輪への第一歩 防府読売マラソン

[ 2014年12月21日 05:30 ]

会見で川内(左から2人目)はライバルに鋭い視線を送る

 夢舞台への第一歩だ。21日の防府読売マラソン(山口・防府市スポーツセンター陸上競技場発着)に出場する川内優輝(27=埼玉県庁)が防府市内で会見。10月のアジア大会で銅メダルに終わり、来夏の世界選手権(中国・北京)の代表争いから撤退した“公務員ランナー”は、今大会を16年リオデジャネイロ五輪へのスタートに位置づけている。

 「2時間7分台を出して大会記録(2時間8分16秒)も自己記録(2時間8分14秒)も更新したい」と気合十分だ。藤原新が2時間7分48秒をマークした12年東京マラソン以降、日本人の2時間7分台はなし。「7分台への一番の壁は心理的なもの。私が出せば来年の東京やびわ湖で出す選手が出てくる。防府が日本マラソン界の起爆剤になれば」と激走を誓っていた。

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2014年12月21日のニュース