全国高校駅伝 女子の有明・部員5人で初陣“ギリギリ勝負”

[ 2014年12月21日 05:30 ]

 男子第65回、女子第26回全国高校駅伝は21日、号砲を迎える。記念大会の男子は58校、女子は47校が出場。20日はハンナリーズアリーナ(京都市体育館)で開会式が行われた。

 話題を集めているのは女子で初出場の有明(熊本)だ。部員数は5区間ぴったりの5人。ケガや風邪で欠員が生じれば棄権せざるを得ない。杉本誠監督は「無事にこられてホッとしています。各選手が自覚と責任を持って自己管理してきたおかげ」と話した。監督の自宅を兼ねた寮で5人全員が共同生活。帰宅後は手洗い、うがいを励行し、部屋ではこまめに空気を入れ替える。この一年は誰も風邪をひかなかったという。寝食を共にした仲間で挑む都大路。丸橋主将(3年)は「チームのまとまりでは、どこにも負けません。目標は10番台の順位」と力走を誓った。

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2014年12月21日のニュース