逸ノ城 鶴竜と“真っ向勝負”も3敗目…白鵬敗れ、全勝は鶴竜のみ

[ 2014年11月14日 18:09 ]

逸ノ城(右)を攻める鶴竜

大相撲九州場所6日目

(11月14日 福岡国際センター)
 大相撲九州場所6日目は14日、福岡国際センターで行われ、昭和以降最速の所要5場所で新関脇となった逸ノ城が横綱・鶴竜と対戦。逸ノ城は立ち会いでしっかり前に出て、横綱の寄りにも土俵際で耐えるなど熱闘をみせたが、最後は寄り切られて3勝3敗の五分に星を戻した。鶴竜は初日から無傷の6連勝。白鵬が高安にはたき込みで敗れたため、全勝は鶴竜ただ一人となった。

 白星を先行させ、迎えたこの日の鶴竜戦。逸ノ城は先場所、変化で勝ち、横綱は唇を震わせるほど激高。その“報復”として先月の秋巡業ではぶつかり稽古で3日連続のかわいがりを受け、その後、帯状疱疹(ほうしん)で入院に追い込まれた。

 そんな経緯もあるだけに「真っすぐ行って立ち合いから下がらない」と真っ向勝負を宣言していた。その言葉通りの相撲をみせたが、最後は横綱に力の差をみせつけられた。

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2014年11月14日のニュース