修造氏 愛弟子の頼もしい姿に感無量「それだけ強くなっている」

[ 2014年11月14日 01:59 ]

フェレール戦に勝利した錦織を称えた松岡修造氏

ATPツアー・ファイナル1次リーグB組 錦織圭 4―6、6―4、6―1 ダビド・フェレール

(11月13日 ロンドン・O2アリーナ)
 錦織が準決勝進出をかけた大一番で逆転勝ち。試合を中継したBS朝日で解説を務めたスポーツキャスターの松岡修造氏(47)は、試合直前に対戦相手がラオニッチからフェレールに変更されるという緊急事態を経ての勝利に「絶対に勝ちたいと思ってやってきたフェレールに対して…。日本の誇りです」と絶賛した。

 勝利の瞬間は派手なアクションもなく、小さくガッツポーズをしただけの錦織に「もっと喜んでほしかったのですが」と松岡氏。それでも「それだけ強くなっているということなんでしょう」と“愛弟子”の頼もしい姿に感無量の様子だった。

 第1、2試合で安定感を欠いたサーブを修正したことを称えたほか、さらに、場内を沸かしたクロスへの角度の鋭いドロップショットについて「ありえないショット!自分なら1000回打って1回入るくらい」。数々の好プレーを堪能した松岡氏は最後は「素晴らしかった!おめでとうございました」と祝福し、興奮冷めやらぬ様子でいつまでも拍手を送っていた。

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