中学男子・遠藤が自己最高74で、女子は横山が初優勝

[ 2014年11月14日 05:30 ]

中学男子で優勝した遠藤(左)と同女子を制した横山

スポニチ主催平成26年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会兼東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日

(11月13日 福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部=高校・中学男子/7050ヤード、パー71、高校・中学女子/6087ヤード、パー72)
 中学男子は昨年4位の遠藤銀河(福島・中央台南2年)がただ一人の70台となる3オーバーの74で初制覇。同女子は横山もも(宮城・稲井2年)が2位に1打差の4オーバー、76で逃げ切り、こちらも初優勝を飾った。男子の4位、女子の2位までが来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)の出場権を獲得した。2日間で行われる高校男子は横田竜成(宮城・東北2年)が1アンダーの70で、女子は西畑昭甫(宮城・東北2年)、今年の日本女子アマVの蛭田みな美(福島・学法石川2年)が共に1オーバーの73でトップに立った。

 中学男では相性の良くなかったコースで自身初の70台前半を叩き出し、遠藤がうれしい初優勝。「あまり調子は良くなかったが、ドライバーと短いパットが良かった」。後半は風が強まったが、風に負けない低い球を打つ練習の成果を見せた。中学入学時から12センチ伸びた身長は1メートル72。パワーもついて1Wの飛距離も280ヤードに伸びた。東北ゴルフ連盟の指定強化選手で、合宿で学んだトレーニングを日々実践。「練習とトレーニングを積んで、来春は全国優勝します」と力を込めた。

 中学女子では昨年、今夏といずれも4位で全国出場を逃した横山が、初優勝で全国切符を手にした。4度の3パットがあったが、17番ではチップインバーディー。「グリーンが難しくて3パットしてしまい、もったいなかった。17番はアプローチでミスしたが入ってくれて、ラッキーに助けられた」と振り返った。苦手なアイアンの練習に励んできたが「パターとかアプローチをもっと寄せられるようにして、全国ではパープレーを目指して頑張りたい」と誓った。

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2014年11月14日のニュース