新生メイジ 昨季40点差完敗の筑波に雪辱「継続して取り切れた」

[ 2014年9月15日 05:30 ]

完投大学ラグビー 明大41―21筑波大

(9月14日 秩父宮)
 対抗戦は1試合が行われ、昨季5位の明大が同4位の筑波大を41―21で下し、白星発進を決めた。昨季は同じ相手に10―50と完敗。今季は1月7日に新チームをスタートさせ、戦力も例年以上に充実。6年連続大学日本一を狙う帝京大の対抗馬に名乗りを上げた。また、リーグ戦1部は2試合が行われ、昨季優勝の流通経大が11季ぶりに昇格した山梨学院大を40―22で下した。

 新しいメイジの強みをいきなり見せた。前半開始、相手のキックオフ処理のミスに乗じてボールを奪うと、バックス陣が縦横無尽にボールを動かす。最後はSO田村(3年)がラックの左を走り込み、ノーホイッスルで先制トライ。「メイジはどうしてもFW、FWでゆっくりしてしまう。継続して取り切れたのは良かった」と振り返った。一方で前半の終わりにはスクラムトライにこだわりながら、トライできずに終わった場面があった。丹羽政彦監督は「前半の最後は取り切りたかった。(戦術の)判断については選手と話し合う」と注文を忘れなかった。

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2014年9月15日のニュース