上原 粘って70、1アンダー15位「70点くらいの出来」

[ 2014年9月14日 05:30 ]

第3R、1番で第2打を放つ上原

USLPGAツアー エビアン選手権第3日

(9月13日 フランス・エビアン エビアン・リゾートGC=6453ヤード、パー71)
 第3ラウンドが行われ、26位で出た上原彩子(30=モスフードサービス)は70で回り、通算1アンダー、212で15位となった。同じく26位で出た横峯さくら(28=エプソン)は75、19位で出た宮里美香(24=NTTぷらら)は76でともに通算4オーバー、41位に後退した。第2ラウンドで77だった宮里藍(29=サントリー)は通算9オーバーの85位で予選落ち。ブリタニー・リンシカム(米国)が通算10アンダーの首位でスタートした。

 30歳の上原が上位を狙える位置で第3ラウンドを終えた。1番ボギーの後の2番でバーディーを奪い、4番で1つ落として迎えた7番パー5。5メートルを沈めてイーブンに戻すと、8番パー3では15メートルある上りのロングパットをねじ込んで連続バーディー。1つ伸ばして折り返した。インでは1バーディー、1ボギー。70にまとめて通算1アンダーで終え「自分のイメージしたパットが打てた。70点くらいの出来」と満足感を示した。

 09、11年大会は同郷の宮里藍が制した。昨年からメジャーに昇格し、距離も長くなったコースはパワーのある外国人選手向きとなった。対抗するためにも粘り強いパッティングが武器となる。「何とかしのぎながらチャンスをものにした」という3日目の粘り強いゴルフを最終日も実践する。

 ▼横峯さくら 体調が良くなくてパットに影響した。途中で棄権も考えた。でも、何とか立て直せたのでもう一度頑張る。(右肩の痛み止めを服用してプレー)

 ▼宮里美香 後半にティーショットが乱れスコアに影響した。中盤にバーディーが2つきて、凄くいい流れだったのにもったいない。(最終日に首位から崩れた昨年の雪辱期すも後退)

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2014年9月14日のニュース