竹谷 堅実プレーで4強進出「リズムにだけ気をつけた」

[ 2014年9月14日 05:30 ]

3回戦の1番、ティーショットを放つ竹谷

片山晋呉インビテーショナル・ネスレ日本マッチプレー選手権第2日

(9月13日 静岡県袋井市 葛城ゴルフ倶楽部山名コース=7048ヤード、パー72)
 2回戦と3回戦が行われ、6月の日本ツアー選手権でプロ初優勝を飾った竹谷佳孝(34=エー・エム・エス)は2回戦で星野英正(36=フリー)を1アップで破ると、3回戦では薗田峻輔(24=フリー)を5アンド4で下し、ベスト4に駒を進めた。開催コース所属の藤田寛之(45=葛城GC)は3回戦で藤本佳則(24=フリー)に2アンド1で敗れた。

 危なげない突破だった。竹谷は2回戦で星野を破ると、3回戦でもショットが不安定な薗田を尻目に3番パー5では2オンに成功してバーディーを奪うなど堅実なゴルフ。「1日2ラウンドは疲れたが、リズムにだけ気をつけていたらミスを最小限に抑えることができた」と順調に準決勝へと進出した。

 マッチプレー大会への出場は06年のプロ転向後初めてだが、九州ゴルフ専門学校在学時は校内のマッチプレー大会で2、3年時に連覇したこともあり、「マッチプレーは得意なのかな。独特の緊張感も好き」と語った。7月には米ツアーのブリヂストン招待に出場。初めての海外ツアー参戦は69位に終わったが、「常に上を目指すのはゴルファーとして必要」と優勝副賞の欧州ツアー、ハッサン2世トロフィー(モロッコ)出場権を狙っている。今季ツアー初優勝を飾った34歳は「たまに似ていると言われますよ」という俳優・唐沢寿明似の目元を引き締めた。

 ▼藤田寛之 後半はチャンスがあったが、藤本が上回っていた。(ホームコースでの試合だったが、3回戦で散る)

 ▼近藤共弘 11番でバーディーが来てよかった。(3回戦で山下を下す)

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2014年9月14日のニュース