大栄翔 同部屋遠藤から刺激、初土俵から2年半で新十両

[ 2014年5月28日 18:44 ]

大相撲名古屋場所番付編成会議

 初土俵から2年半で新十両を決めた大栄翔は28日、東京・両国国技館で記者会見し「(夏場所は)突っ張って前へ出たのが良かった。佐ノ山親方(元大関千代大海)のような突っ張りを目指す」と緊張気味に喜びを語った。

 強豪の埼玉栄高出身で20歳の大栄翔は同部屋の遠藤に刺激を受けた。日大から入門し、幕内へ駆け上がった人気者に胸を借りて力を付け「自分の方が1年先に入っているので、悔しい思いはあった。稽古で勝ったことが自信になった」と部屋頭に感謝した。

 師匠の追手風親方(元幕内大翔山)は「遠藤がとんとん拍子で上がって、他の力士は自分もいけるんじゃないかと思うようになった」と“遠藤効果”を口にした。

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2014年5月28日のニュース