旭大星ら新十両3人 道産子関取誕生は13年ぶり

[ 2014年5月28日 09:40 ]

十両昇進が決まり、笑顔で記者会見する旭大星

 日本相撲協会は28日、東京・両国国技館で大相撲名古屋場所(7月13日初日・愛知県体育館)の番付編成会議を開いて十両昇進力士を決め、北海道出身の旭大星(24)=本名大串拓也、友綱部屋=が新十両となった。かつての相撲どころで横綱8人を生んだ北海道から関取が誕生するのは、2001年九州場所の若天狼以来で13年ぶり。

 18日に急死した相撲協会元理事長で先代放駒親方(元大関魁傑)の西森輝門氏の弟子だった若乃島(29)=本名再田史也、鹿児島県出身、芝田山部屋、埼玉栄高出身の大栄翔(20)=本名高西勇人、埼玉県出身、追手風部屋=も新十両に昇進した。若乃島は00年春場所の初土俵から所要85場所で、史上4位タイのスロー出世となった。

 再十両は元小結の栃ノ心(26)=本名レバニ・ゴルガゼ、グルジア出身、春日野部屋、希善龍(29)=本名亀井貴司、香川県出身、木瀬部屋、栃飛龍(27)=本名本間幸也、静岡県出身、春日野部屋=の3人。

 元幕内の皇風、元十両の丹蔵ら12人の引退も発表された。

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2014年5月28日のニュース