第2の羽生選手育成に パレード剰余金を寄付

[ 2014年5月28日 12:44 ]

 仙台市や宮城県は28日、4月26日に市内で実施したソチ冬季五輪フィギュアスケートの金メダリスト羽生結弦選手の凱旋パレードの運営で余った約740万円を、県スケート連盟に全額寄付すると決めた。連盟は「羽生選手に続く人材を育成したい」として、選手がスケートリンクを使う際の使用料や、競技人口を増やすための新人講習会に充てる方針。

 28日の実行委員会で了承された。実行委によると、羽生選手も寄付に賛同しているという。

 連盟の佐々木遵事務局長は「ほかの競技と比べて選手の持ち出しが多く、寄付に感謝したい」と話した。

 実行委によると、パレードの収入は約8960万円の見込み。2万8000枚以上売れた記念Tシャツによる収入が約5740万円まで増え、剰余金が発生した。

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2014年5月28日のニュース