中量級選手健闘 永瀬4強、大野3回戦負けも再挑戦に意欲

[ 2014年4月30日 05:30 ]

柔道全日本選手権

(4月29日 日本武道館)
 81キロ級世界選手権代表の永瀬が体重無差別の醍醐味(だいごみ)を示した。準々決勝では100キロ超級の高橋和から浮き落としで有効を奪うなど準決勝まで進出。王子谷に敗れたものの「他の大会と全く雰囲気が違って貴重な経験になった」と満足げ。

 73キロ級世界王者の大野も3回戦で王子谷に敗れたが、60キロの体重差がありながら指導3つの差で黒星。「実際に戦うと相当しんどい。でも、きょうの負けでまた戻ってきたいと思った」と再挑戦に意欲を見せた。

 ▼田中源大(高川学園高3年)緊張したけど、楽しく感じることができた。最初から飛ばしていったけど6分間の試合で体力が続かなかった。

 ▼香川大吾(崇徳高3年)相手の力が強くて大人の強さを思い知らされた。最低限の目標が1つ勝つことだったので、とりあえず1勝できて良かった。(ともに17歳2カ月の史上最年少出場。田中は初戦で判定負け、香川は1勝し3回戦で一本負け)

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