萩野“フェルプス超え”挑む　１００バタ自己記録大幅更新だ

取材に応じる競泳の萩野公介＝29日、東京都北区の国立スポーツ科学センター

　競泳男子の萩野公介（１９＝東洋大）が“フェルプス超え”に挑戦する。都内で練習後に取材対応し、６月のジャパン・オープン（東京・辰巳国際水泳場）で専門種目の４００メートル個人メドレー、１００メートル背泳ぎに加え、１００、２００メートルバタフライに出場予定であることを明かした。

　２４日に憧れのフェルプス（米国）が復帰し、１００メートルバタフライで５２秒１３をマーク。「復帰はうれしい。ちょいちょいと練習して５２秒台は化け物ですね」と興奮気味に話し「（目標として）いいとこですね」とニヤリ。萩野の同種目自己ベストは５３秒２４だが、レース経験が少ないため大幅更新の可能性が高い。本職で成長をアピールする。