猪瀬都知事 「存在感は重要」皇室、IOC委員との懇談

[ 2013年8月16日 19:24 ]

 2020年夏季五輪開催都市が決まる国際オリンピック委員会(IOC)総会前に故寛仁親王の長女彬子さまと高円宮妃久子さまがアルゼンチン・ブエノスアイレスでIOC委員らと懇談されることについて、東京都の猪瀬直樹知事は16日の記者会見で「皇室が存在感を示してくれることは非常に重要だ」と述べた。

 開催都市は現地の9月7日、IOC委員が東京、マドリード、イスタンブールの立候補3都市の中から投票で選ぶ。

 知事はスイス・ローザンヌで7月にあった立候補都市のプレゼンテーションでスペインのフェリペ皇太子がスピーチしたことに触れ「IOC委員に大きな感銘を与えた」と説明。

 3月にIOC評価委員会が来日した際、皇太子さまが表敬訪問を受けられたことについて、評価委委員長が「国民が五輪を支持していると理解した」と話していたことも強調した。

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2013年8月16日のニュース