心臓移植の修希ちゃん死去 父はラグビー主審

[ 2013年5月6日 21:53 ]

 日本ラグビー協会A級レフェリーの麻生彰久さん(36)の長男で、拡張型心筋症のため全国からの募金で2011年に渡米して心臓移植を受けた修希ちゃん(4)が5日午後、悪性リンパ腫のため大阪府吹田市の病院で死去した。支援団体が6日、明らかにした。

 麻生さんは11年1月の第90回全国高校ラグビー大会決勝で主審を務め、両校優勝した2校の選手が募金箱を手渡して話題になり、約1億8千万円の募金が寄せられた。修希ちゃんは同年7月に米国で手術を受け、翌年帰国した。支援団体によると、その後は国内で療養していた。

 自宅は福岡市。葬儀・告別式は8日午後1時から、大分県玖珠町大隈245の2、花の庄くす会館で。喪主は彰久さん。

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2013年5月6日のニュース