元横綱武蔵丸が独立 武蔵川部屋を再興「立場が変わるので緊張する」

[ 2013年3月22日 16:04 ]

 大相撲の元横綱武蔵丸の武蔵川親方(41)=本名武蔵丸光洋、米ハワイ州出身=が4月1日付で藤島部屋から独立し、武蔵川部屋を再興することが22日、決まった。同日に日本相撲協会の持ち回り理事会で承認された。

 外国出身親方が部屋を持つのは、同じくハワイ州出身で元関脇高見山の東関親方が、1986年2月に高砂部屋から独立して以来。武蔵川部屋は2010年9月に先代武蔵川親方(元横綱三重ノ海)から藤島親方(元大関武双山)に継承されて藤島部屋となり、部屋の名称が消えていた。

 武蔵川親方のほか、序ノ口の森宗、春場所で初土俵を踏んだ番付外の岡本の2力士と、床山を加えた4人が転属。東京都江戸川区の旧中村部屋に部屋を構え、4月24日に土俵祭りを行う。武蔵川親方は「立場が変わるので緊張する。我慢して、努力する力士を育てたい」と話した。

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2013年3月22日のニュース