伊藤みき２位！悪天候で決勝Ｔ中止／Ｗ杯モーグル最終戦

女子デュアルモーグルで２位の伊藤みき

　フリースタイルスキーのワールドカップ（Ｗ杯）は２２日、スペインのシエラネバダで行われ、モーグル最終戦のデュアルモーグルで女子の伊藤みき（北野建設）が２位に入った。悪天候で決勝トーナメントが中止となり、予選順位が最終成績となった。

　伊藤の表彰台は今季２度目、通算５度目。ハナ・カーニー（米国）が今季６勝目、通算３６勝目を挙げた。

　転倒した上村愛子（北野建設）は２６位。村田愛里咲（北翔大）は９位、星野純子（リステル）は１４位、岩本憧子（中京大）は２０位だった。

　男子は３０番目の選手が滑ったところで打ち切られたがレースは成立し、西伸幸（白馬ク）が１３位だった。四方元幾（愛知工大）は２２位、吉川空（フリー）は途中棄権。アレクサンドル・ビロドー（カナダ）が今季４勝目、通算１５勝目を挙げた。

　小林樹生、山口卓也（ともに白馬ク）上野修（野沢温泉ク）はスタートできず、遠藤尚（忍建設）は左膝痛で欠場した。

　▼伊藤みきの話　いい滑りができた。（ここ２戦は）自分の滑りを見失っていた。自分の滑りが大事。楽しんで勝ちにいこうと思えた。

　▼上村愛子の話　大きなミスをしたわけではないが、転倒してしまった。自信を持ってスタートに立てていたので残念で仕方ない。（共同）