24歳対決 杉田がロンドン代表・竜馬を破り雄叫び

[ 2012年11月12日 06:00 ]

男子シングルス決勝で伊藤竜馬を破り、雄叫びを上げる杉田祐一

 テニスのニッケ全日本選手権最終日が東京・有明コロシアムで行われ、男子シングルス決勝は第2シードの杉田祐一(三菱電機)がロンドン五輪代表で第1シードの伊藤竜馬(北日本物産)に6―4、6―3で勝ち、2年ぶり2度目の優勝を果たした。伊藤は2年連続の準優勝。男子ダブルスは内山靖崇(北日本物産)田川翔太(早大)組が昨年覇者の伊藤、近藤大生(アイシン精機)組を7―6、6―3で破って初優勝。女子ダブルスは青山修子(近藤乳業)波形純理(北日本物産)組が初制覇した

 24歳の同い年対決を制した杉田は「最初から全開でいった。今回は苦しい試合を経験しての優勝で自信になった」と興奮気味に話した。世界ランクでは伊藤の65位に対し、杉田は121位。伊藤がロンドン五輪に出場したが、杉田は4大大会の本戦出場も果たしていない。錦織を筆頭に今季躍進した日本勢の中では後れを取っていたが、「年内には100位以内に入って、来年は自分もツアーレベルで戦いたい」と宣言した。

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