かど番把瑠都が左脚負傷 休場なら大関転落の危機

[ 2012年11月12日 21:30 ]

大相撲九州場所2日目

(11月12日 福岡国際センター)
 大相撲でかど番の東大関把瑠都(28)=本名カイド・ホーベルソン、エストニア出身、尾上部屋=が九州場所2日目の12日、松鳳山にすくい投げで屈した際に左脚を痛め、3日目から休場する可能性が出てきた。

 打ち出し後に病院で診察を受けた把瑠都は、左太もも裏の肉離れと診断されたことを明らかにした。師匠の尾上親方(元小結浜ノ嶋)は13日朝の様子を見て出場するかどうかを決める方針。休んだ場合、再出場せずに負け越せば、2010年夏場所で昇進して以来初めて大関から関脇へ転落する。

 先場所は右足親指の剥離骨折のため途中休場して負け越した。かど番での負傷に把瑠都は「それを考えてもしょうがない。(脚が)伸びたままだと痛くないけど…」と話した。

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2012年11月12日のニュース