内村 予定外の最高G難度披露 五輪報告演技会

[ 2012年11月12日 06:00 ]

体操のロンドン五輪報告演技会で、あん馬の演技をする内村航平

 万能キングが大サービスだ。体操のロンドン五輪報告演技会が11日、新潟・リージョンプラザ上越で行われ、個人総合金メダリストの内村航平(23=コナミ)らが参加。

 右肩を痛めている内村は今月上旬の全日本選手権の種目別を欠場したが、この日はあん馬と鉄棒で演技。鉄棒では当初の予定になかった最高G難度の離れ技を披露すると、試合の着地で使う伸身の新月面よりも難度の高い後方抱え込み3回宙返りで着地し、約3600人の大観衆を沸かせた。

「僕自身、演技会を凄く楽しみにしていた。技をやるだけで会場が沸くのは気持ちがいい」と会心の笑み。演技会はこの日を皮切りに、17日に大阪、12月に広島、福岡、宮城で行われる。

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