将門ハーフマラソン 男子は仲間、女子は星野優勝

[ 2012年11月12日 06:00 ]

第22回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会ハーフ男子総合優勝の仲間(左)と女子総合優勝の星野

 第22回坂東市いわい将門ハーフマラソン大会(スポーツニッポン新聞社後援)は11日、茨城県坂東市の八坂総合公園陸上競技場を発着点に史上最多の7827人がエントリーして行われた。ハーフ男子は仲間孝大(24)が1時間7分50秒で初優勝、同女子は星野芳美(46)が4年ぶり4度目の優勝を飾り、それぞれスポニチ杯が贈られた。

 <ハーフ男子総合 声援を励みに>24歳の仲間がラスト2キロで後続を振り切り、初出場初優勝の快挙を成し遂げた。「沿道の声援がすごくて頑張れました」と2位に33秒差の快勝に白い歯を見せた。箱根を目指した順大時代は主力だった3、4年で2年連続予選会敗退。「今は市民ランナーとして大会を楽しんでいる」と照れるが、ポテンシャルの違いを見せつける結果となった。次戦の予定は地元の沖縄マラソン(2月)。「2時間23分の自己ベスト更新を狙う」と新たな目標に照準を合わせていた。

 <ハーフ女子総合 4度目の歓喜>市民マラソン大会の女王・星野が圧倒的な力を見せつけ、今大会4度目のVを飾った。スタートから一度もトップを譲らない独走に「後半は流れで走れた」と余裕の表情で振り返った。10月のしまだ大井川マラソン(スポニチ主催)の優勝をはじめ、全国の大会で数々の優勝歴を誇るママさんランナー。「3人の子供には感謝している」と笑顔を見せたが、「マラソンは私の生きがい。これからもあらゆる大会で記録を更新していきたい」と、どこまでも前向きだった。

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2012年11月12日のニュース