池田2年連続予選落ち危機“ホーム”で乱調98位

[ 2012年10月19日 06:00 ]

7オーバーと出遅れさえない表情でホールアウトする池田勇太

男子ゴルフツアー ブリヂストン・オープン第1日

(10月18日 千葉県千葉市 袖ケ浦カンツリークラブ袖ケ浦コース(7119ヤード、パー71)
 大会主催のブリヂストンの子会社・ブリヂストンスポーツと用具契約を結ぶ池田勇太(26=日清食品)が2バーディー、1ダブルボギー、7ボギーの7オーバー78と大乱調で、98位と出遅れいきなり2年連続予選落ちのピンチに追い込まれた。藤田寛之(43=葛城GC)が8バーディーを奪い64でトップ、2打差で昨年優勝の谷口徹(44=フリー)が続いている。
【第1R成績】

 “ホストプロ”としてギャラリーの期待を一身に集める池田の足取りが、ホールを追うごとに重くなっていく。スタートの10番パー4で、目玉の状態のバンカーからの3打目が乗らずボギー。続く11番パー4では左ラフからの第2打をバンカーに入れた揚げ句に3メートルから3パット。12番のパー3ではグリーン左に外し、アプローチが反対側のラフまで転がりわずか3ホールで4オーバーとした。13番をパーで収めたものの、14番から3連続ボギー。1W、アイアンも不調でショットのたびに首をかしげ、うつむくシーンが繰り返された。

 7オーバーの78は日本オープン初日と並ぶ今季ワースト、98位は日本プロの118位に次ぐ悪いスタートだ。先週からの風邪の影響が残るのか、ホールアウト後は険しい表情。「きょうはひどいの一言。体調?完全じゃないよね。とにかく予選通過できるように頑張ります」と足早にコースを後にした。今大会はコースが自宅近くで、ジュニア時代から何度もプレーした思い入れのあるコース。先週のメジャー、日本オープン以上に勝ちたい大会と明言していたが、いきなり崖っ縁に立たされた。

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2012年10月19日のニュース