韓国グリーンに悪戦苦闘 遼7差暫定44位

[ 2012年10月19日 06:00 ]

第1ラウンド、18番でボールの行方を追う石川遼

ワンアジアツアー 韓国オープン第1日

(10月18日 韓国・天安市 牛汀ヒルズCC(7213ヤード、パー71)
 第1ラウンドを行ったが、日没のため15人がプレーを終えられなかった。3年ぶりに出場した石川遼(21=パナソニック)は75と出遅れ、終了していない選手も含め、首位と7打差の暫定44位にいる。グリーンに苦しみ、6番パー4を3オン3パットのダブルボギーとしたほか、3連続を含む計4ボギー(2バーディー)を叩いた。姜庚男(29=韓国)が68で暫定首位に立った。

 石川はグリーンに苦しみ「これが韓国のスタイルなのか」と違和感を口にした。ボギーが先行し4オーバー。警戒していたコースのわなにはまり、何とか立て直そうと必死になっている。

 正確なショットが目立ったがパットが決まらずスコアを伸ばせない。前半のインは1ボギー。折り返して2番から3連続ボギーの後、5番で初バーディーを奪ったが、6番パー4でダブルボギーを叩いた。

 この場面は右2メートルに3オン。パーパットのフックラインは左に抜け、返しのスライスラインは右にそれた。「カップがマウンドの途中に切ってあり、凄く曲がるラインで打たされる。3年前も感じたが、韓国オープンはこのやり方で難易度を上げている」とため息交じりに話した。曲がり方は想像以上だった。競技後、練習グリーンでの調整は約1時間半に及び「トップも伸びていないし、頑張れば優勝争いができる」と巻き返しを期した。

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2012年10月19日のニュース