山口3冠 平泳ぎ100メートル大会新V

[ 2012年10月15日 06:00 ]

男子100メートル平泳ぎで優勝し、表彰式で声援に応える山口観弘(中央)

 競泳男子200メートル平泳ぎ世界記録保持者の山口観弘(18=鹿児島・志布志高3年)が相模原市立総合水泳場で行われたJSCAブロック対抗大会に出場し、100メートル(15~18歳の部)を1分2秒02の大会新記録で制し、前日の200メートルと50メートルと合わせて3冠とした。

 オフ明けのレースで自己ベストの59秒56から大きく遅れ「落ちるところまで落ちたので、上げるしかない」と危機感たっぷり。それでも、苦手の100メートルで「康介さんの日本記録を目指して58秒台に突入したい」と北島康介の持つ日本記録(58秒90)更新を新シーズンの目標に掲げた。北島は今後の去就が未定だが「小さい時から現役のうちに勝ちたいという思いがある」と直接対決も望んでいた。

続きを表示

2012年10月15日のニュース