ローリーが力投 豊田自動織機、決勝T進出王手

[ 2012年10月15日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(10月14日)
 横浜など3会場で6試合が行われ、4位の豊田自動織機がダニエル・ローリーの好投で日立ソフトウェアに快勝。12勝目を挙げた。1勝差で追うホンダが首位のトヨタ自動車にサヨナラ勝ちして7連勝(11勝9敗)を飾ったため、決勝トーナメント進出圏内の4位争いは20日からの最終節に持ち越された。

 豊田自動織機が19季連続の決勝トーナメント進出に王手をかけた。この日もローリーの力投が光った。初回に先制を許したが、2回以降は「1球1球集中して投げた。打線が援護してくれたので助かった」と踏ん張り、1失点完投。来日初の連続完投勝利に笑みを浮かべた。次戦20日の日立マクセル戦で勝利し、ホンダが敗れれば4位が確定するが、シュナイダー監督は「しっかり、あと1つ勝たないと」と気持ちを引き締め直していた。

 ≪戸田中央総合病院 鶴沢決勝アーチ≫同点で迎えた最終回に鶴沢と佐藤の2発で勝ち越し、7位に浮上した。決勝アーチの鶴沢は「ライト方向でしたが、まさかホームランになるとは…」と興奮気味。1部復帰を果たした今季は2試合を残し9勝11敗。山崎監督は「攻撃面でまだ足りないところはあるが選手はよくやってくれた」と評価し、「残り2試合も内容ある試合をしたい」と来季を見据えていた。

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2012年10月15日のニュース