フォンが初優勝　日本勢は美香４位が最高

日本女子オープンで初優勝し、カップを手にするフォン・シャンシャン

　女子ゴルフの日本女子オープン選手権最終日は３０日、横浜市横浜ＣＣ（６５４５ヤード、パー７２）で行われ、台風の影響で風が強まる中、全米女子プロ選手権を制したフォン・シャンシャン（中国）が３バーディー、２ボギーの７１で回り、通算イーブンパーの２８８で初優勝した。日本の四大大会も初制覇で、今季の日本ツアーは８戦３勝。優勝賞金２８００万円を獲得した。

　１打差の２位は朴仁妃（韓国）、さらに１打差の３位に李知姫（韓国）。日本勢は宮里美香が通算３オーバーで４位となったのが最高で、宮里藍は７６と伸ばせず７オーバーの１１位。

　首位で出た木戸愛は４番でトリプルボギーをたたくなど８０と崩れて９オーバーの２４位に終わった。通算１７オーバーの永峰咲希（宮崎日大高）がプレーオフの末にベストアマとなった。

　▼フォン・シャンシャンの話　いつもラウンド中はスコアボードを見ないので（最終１８番の）パットを終わるまで（優勝を）知らなかった。日本ツアーには感謝しないといけない。去年日本ツアーで初優勝して自信がついた。今回タイトルを取れて本当に良かった。