豊田自動織機 11得点で10勝目

[ 2012年9月30日 06:00 ]

日本女子ソフトボールリーグ

(9月29日)
 愛知県刈谷市など3会場で行われ、豊田自動織機が1番・狩野亜由美(27)の3安打4打点の活躍で11―3でシオノギ製薬を下し、10勝目を挙げた。ルネサスエレクトロニクス高崎はホンダに0―1で敗れ3位に後退。今季最多の13点で大鵬薬品に圧勝したデンソーが13勝で、単独2位に浮上した。

 豊田自動織機の狩野が完全復活した。この日は初回の安打で先制点のきっかけをつくると、2回には中越えに3ラン。3回にも中前適時打を放ち、3安打4打点と爆発した。「調子が戻ってきたという感じがする。1番打者としての仕事ができるようになったことがうれしい」と喜びを爆発させた。

 ≪大鵬薬品 今季最多13失点≫デンソーに2本塁打を含む12安打を浴び、今季最多タイの13失点で大敗した。今年限りで休部が決まっているとはいえ、あまりにもふがいない選手の動きに多田監督は激怒。全員に居残り特打を命じた。指揮官は「せっかく応援に駆けつけてくれた方々に申し訳ない。最後まで自分の仕事として、がむしゃらに、ひた向きにプレーしてほしい」とゲキを飛ばした。

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2012年9月30日のニュース