世界の厳しさ実感…63キロ級 日本勢で初めて金メダル逃す

[ 2012年9月30日 15:50 ]

女子63キロ級3位決定戦で中国の選手(右)の攻めを防ぐ工藤佳代子
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レスリング女子世界選手権最終日

(9月29日 カナダ・ストラスコナカウンティ)
 63キロ級の工藤は勝負どころでタックルを防がれた。優勝した米国選手に3回戦でフォール負けし、3位決定戦でも中国選手に屈し「世界で勝つ厳しさを感じた」と口にした。

 現在の7階級となった2002年以降で63キロ級は五輪3連覇の伊調馨(ALSOK)が7度、西牧未央(当時中京女大)が2度制しており、日本勢で初めて金メダルを逃した。伝統を守れなかったが「できることを精いっぱいと思っていた。自分なりに頑張れた」と話した。(共同)

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2012年9月30日のニュース