昨年覇者ストーサー8強一番乗り!18歳新鋭を一蹴

[ 2012年9月4日 06:00 ]

8強一番乗りを果たしたストーサー

テニス全米オープン第7日

(9月2日 ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)
 女子シングルス4回戦は昨年覇者で第7シードのサマンサ・ストーサー(オーストラリア)が18歳のローラ・ロブソン(英国)を6―4、6―4で下し、ベスト8入りを果たした。全仏オープン女王で第3シードのマリア・シャラポワ(ロシア)はナディア・ペトロワ(ロシア)に6―1、4―6、6―4で競り勝ち、優勝した06年以来の8強入り。第1シードのビクトリア・アザレンカ(ベラルーシ)も準々決勝に進出したが、第5シードのペトラ・クビトバ(チェコ)は敗退した。

 2連覇を狙うストーサーが8強に一番乗り。18歳の新鋭を一蹴し「マッチポイントの(好機の)たびにギアが上がった。いい試合だった」と喜んだ。第1セットを先取し、第2セットは5―2とリードしながら5―4まで追い上げられたが、相手のサービスゲームだった第10ゲームで30―40から前に出て、9度目のマッチポイントで仕留めた。昨年はオーストラリア勢としては女子シングルスで31年ぶりの4大大会制覇を果たした28歳。「昨年の試合のことが頭に浮かんだ。経験があれば落ち着ける」と言った。

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2012年9月4日のニュース