サーブに苦しめられた…錦織「相手が一枚上だった」

[ 2012年9月2日 09:34 ]

男子シングルス3回戦 マリン・チリッチとの試合で厳しい表情を見せる錦織圭

 テニスの全米オープン第6日は1日、ニューヨークで行われ、男子シングルス3回戦で第17シードの錦織圭(日清食品)は第12シードのマリン・チリッチ(クロアチア)に3―6、4―6、7―6、3―6で敗れ、4年ぶり2度目のベスト16入りはならなかった。

 世界ランキング18位の錦織はチリッチのサーブに苦しめられ、12本のサービスエースを決められた。第3セットを粘ってタイブレーク7―3で奪い返したが、流れを取り戻せなかった。

 世界ランク1位のロジャー・フェデラー(スイス)と、ロンドン五輪金メダルのアンディ・マリー(英国)は4回戦に進んだ。

 女子シングルスではウィンブルドン選手権とロンドン五輪を制したセリーナ・ウィリアムズ(米国)や第2シードのアグニエシュカ・ラドワンスカ(ポーランド)が3回戦を順当勝ちした。

 今大会を最後に引退する元世界1位のキム・クライシュテルス(ベルギー)は、ボブ・ブライアン(米国)と組んだ混合ダブルスの2回戦で敗れ、現役生活を終えた。

 ▼錦織圭の話 サーブとリターンが良くなくて、いいリズムがつくれなかった。フォアハンドのリターンが全く入らず、自信を持って前に攻め入ることができなかった。相手の方がきょうは一枚上だった。(共同)

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2012年9月2日のニュース