日本男子9年ぶり!錦織、初の2回戦進出 添田は四大大会初勝利

[ 2012年6月27日 00:43 ]

男子シングルス1回戦でウィンブルドン初勝利を挙げ、声援に応える錦織圭

 テニスのウィンブルドン選手権第2日は26日、ロンドン郊外のオールイングランド・クラブで行われ、男子シングルス1回戦で第19シードの錦織圭(日清食品)が世界ランキング52位のミハイル・ククシュキン(カザフスタン)に7―5、6―3、6―4で勝ち、4月下旬に左脇腹を負傷して以来の復帰戦で同選手権初の2回戦進出を決めた。

 世界ランク58位の添田豪(空旅ドットコム)も116位のイーゴリ・クニツィン(ロシア)を6―3、6―2、6―1で破り、四大大会初勝利を挙げた。

 日本男子でウィンブルドンの初戦突破は2003年の鈴木貴男以来で9年ぶり。男子の日本勢2人が2回戦に進むのは1973年の九鬼潤、坂井利郎以来で39年ぶり。

 全仏オープン覇者のラファエル・ナダル(スペイン)も初戦突破した。

 女子シングルス1回戦では2連覇を狙う第4シードのペトラ・クビトバ(チェコ)も順当に勝った。

 ▼錦織圭の話 うれしいですね。念願の(ウィンブルドン)1勝なので、この喜びをかみしめたい。復帰戦でこの1勝は大きな意味を持つ。ベストの状態でなくとも3セットで勝てたのは良かった。

 ▼添田豪の話 勝って記者会見は気持ちがいい。僕の一番好きな大会で(四大大会)初勝利を挙げたのは一生の思い出に残る。お互いノーシードで、こういうチャンスは巡ってこないと思っていた。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2012年6月27日のニュース