シンクロ代表に痛烈ダメ出し「危機感が足りない」

[ 2012年6月27日 06:00 ]

練習を公開し、演技を見せるシンクロ代表

 シンクロナイズドスイミングの日本代表が東京・国立スポーツ科学センターで公開演技会を行った。フェンシングの太田雄貴ら他競技の選手たちの前で、デュエットとチームのテクニカルルーティンを披露。

 しかし、動きに迫力や正確さを欠き、本間三和子シンクロ委員長は「もっとガムシャラさが出ないといけない。甘い。危機感が足りない」と痛烈にダメ出し。北京五輪まで指揮を執っていた金子正子前委員長も「五輪の舞台は怖い。和やか過ぎる」と緊張感不足を指摘した。

 4月の五輪予選でこれまで負けたことがなかったウクライナに苦杯を喫したデュエットは仕上がりが遅れており、今後は国内のローカル大会の出場も検討中。エースの乾友紀子は「スピードもダイナミックさも上げていかないといけない」と表情を引き締めていた。

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2012年6月27日のニュース