“2枚看板”69得点!ヒート2年連続地区決勝に進出

[ 2012年5月26日 06:00 ]

豪快なダンクに持ち込むウェイド

 NBAプレーオフ、東地区2位のヒートが敵地インディアナポリスで3位ペイサーズを105―93で退け、1勝2敗から3連勝を飾ってシリーズを制覇。2年連続で地区決勝に進出した。故障者と処分者で選手の駒不足が懸念されたが、ドウェイン・ウェイド(30)が41得点を挙げ、この日オールNBAに選ばれたレブロン・ジェームズ(27)も28得点。第1Q途中で11点のリードを許したものの“2枚看板”の活躍で見事な勝利を収めた。ヒートは地区決勝でセルティクスと76ers(現在3勝3敗)の勝者と対戦する。

 ヒートは第5戦での悪質な反則でフォワードのハズレムとセンターのピットマンが出場停止。脇腹を痛めたボッシュも戦列を離れており、ゴール下に不安を抱えての一戦となった。しかしウェイドとジェームズの2人だけで、チーム総得点の65・7%に相当する69得点を叩き出して応戦。前半だけで26得点(チームのプレーオフ・タイ記録)を稼いだウェイドは「こんなに素晴らしい3試合は経験したことがない」と、第4戦からの3連勝に興奮を抑えきれない様子だった。

 <6割超え4度目>ジェームズとウェイドの合計得点が総得点の6割を超えたのは地区準決勝に入って4度目。ボッシュがいたニックスとの1回戦(5試合)では一度もなかった。

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2012年5月26日のニュース