上川“負けて代表”に発奮「バッシングも仕方ない」

[ 2012年5月15日 15:46 ]

所属先の社員証を手に抱負を述べる、ロンドン五輪柔道男子100キロ超級代表の上川大樹

 ロンドン五輪の柔道男子100キロ超級代表、上川大樹(22)が15日、千葉県市川市にある所属先の京葉ガス本社で記者会見し「日本柔道は金メダルじゃないと駄目。もちろん金メダルを狙っていく」と誓った。

 1970年の柔道部創部以来初の五輪出場選手。4月に入社して研修中の上川はこの日、同僚社員から「てっぺんに立てよ」と激励されたという。広島・崇徳高―明大の先輩である中浜真吾監督は「組み手を強化して勝たせたい」と話した。

 13日の全日本選抜体重別選手権決勝で敗れながら初代表となった上川は「バッシングも仕方ない。悔しさを胸に刻み、ここまでできるぞということを五輪で見せたい」と発奮した。

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2012年5月15日のニュース