稀勢の里 大関対決制す 琴奨菊を下し1敗守る

[ 2012年5月15日 06:00 ]

琴奨菊(手前)を肩すかしで破る稀勢の里

大相撲夏場所9日目

(5月14日 東京・両国国技館)
 稀勢の里が日本人大関対決を制し、1敗を守った。

 立ち合いで“待った”をされると勢い余って、喉輪を入れるほど気合満点。2度目で立つと左四つで琴奨菊に何度もがぶられながらこらえ、肩透かしで勝負を決めた。「(寄られても)余裕はあった。もっと前に出ないといけない。優勝争い?まだまだ半分。これからの一番が全て大事になる」。大関昇進で先を越されたライバルを破って優勝争いのトップをキープ。「優勝は先に?どこまでやれるか」と気合を入れ直した。

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2012年5月15日のニュース