碧山は春日野部屋へ 田子ノ浦部屋8力士が分散して移籍

[ 2012年2月22日 18:06 ]

 日本相撲協会は22日の理事会で、田子ノ浦親方(元幕内久島海)が13日に急死したことに伴い、幕内碧山ら田子ノ浦部屋の力士8人が、同じ出羽海一門の春日野部屋と出羽海部屋に分かれて転籍することを承認した。ブルガリア出身の碧山は春日野部屋へ移籍する。

 相撲協会広報部によると、師匠の死去などで消滅する部屋の力士が複数の部屋に分散して転籍するのは戦後初めて。春日野部屋には碧山や幕下碧天ら3人、田子ノ浦親方が現役時代に所属した出羽海部屋へは幕下海龍ら5人が移る。

 3月の春場所で当該力士同士が対戦する可能性もあり、危機管理部長の八角理事(元横綱北勝海)は「監察委員会と連携し、力士同士の情が移らないかなど目を光らせ、厳しくチェックしたい」と話した。

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2012年2月22日のニュース