ウッズ 長尺パターを痛烈批判「永遠に好きになれない」

[ 2012年2月10日 06:00 ]

 PGAツアーのペブルビーチ・ナショナル・プロアマは9日(日本時間10日)に開幕するが、その前日となった8日にタイガー・ウッズ(36=米国)が長尺パターを痛烈に批判。「永遠に好きになれない。パターはバッグに入っているクラブの中で最も短いものであるはず」と主張し、ルールを定めている英R&Aのドーソン会長に「どのような言葉で表現すれば使用を禁止できるのか?」と進言していたことも明らかにした。

 ただし昨年の全米プロを制したキーガン・ブラドリー(25=米国)や賞金ランク2位のウェブ・シンプソン(26=米国)はいずれも長尺パターを使用しており反発は必至。「パッティングとは振り子のようなスイングをどうコントロールするかという理論で成り立つもの」と力説するウッズは“荒波”の中に引きずり込まれることにそうだ。

 <昨年使用したけど…エルスも同調>アーニー・エルス(42=南アフリカ)も昨年になって長尺パターを使ったが「合法である限り、他の選手同様にだまし続けるだけだ」とウッズ同様に批判している。一方、米国ゴルフ協会(USGA)のデービス会長は「過去20年も使って問題がなかったのに突然、今年になって話題になっている」と困惑気味。規則改正には「時期尚早」と否定的だった。

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2012年2月10日のニュース