林由郎氏告別式 青木功「天国の1番ティーで待っていて」

[ 2012年1月10日 06:00 ]

参列した松井功前日本プロゴルフ協会会長(左)、尾崎将司(左から2人目)らの前で弔辞を読む青木功

 89歳で死去した男子プロゴルフの林由郎氏の告別式が9日、千葉県柏市内で約200人が参列して営まれた。青木功(69)は弔辞で「父ちゃんがいなくなって凄く寂しかった」と弟子入りした頃の思い出などを語った後、「天国の1番ティーで待っていてくれ」と語りかけた。

 また、同じく指導を受けた松井功前日本プロゴルフ協会会長は「青木さん、ジャンボをはじめ世界に羽ばたくゴルファーが育っています。安心して休んでください」と弔辞を述べた。

 棺に日本オープン歴代優勝者がもらえるジャケットを納める際には弟子の尾崎将司、そして中嶋常幸も号泣。尾崎将は45年に及ぶ付き合いを「ありがとうの言葉しかない」と振り返った。孫の林由寿氏は林氏のほか、青木、飯合肇ら地元・我孫子にゆかりのあるプロゴルファーらの功績を称える「ミュージアムをぜひともつくりたい」と計画を明かした。

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