キンクミ追い上げ及ばず…初日の2打罰が響く

[ 2011年9月19日 06:00 ]

<マンシングウェアレディース・最終日> 9番、バーディーパットを外し悔しがる金田久美子

女子ゴルフツアー・マンシングウェア東海クラシック最終日

(9月18日 愛知県知多郡美浜町・新南愛知カントリークラブ美浜コース=6416ヤード、パー72)
 追い上げが及ばなかった金田は「悔しいです」と肩を落とした。

 前半で4つスコアを伸ばし、10番のバーディーで単独首位に立った。だが、攻めの姿勢が“もろ刃の剣”となり、その後は出入りの激しいゴルフに。14番パー4では残り135ヤードの第2打を9Iで打ったがグリーンをオーバーしてボギー。「凄くフライヤーして…」。痛恨の一打を思い出すと表情がゆがんだ。

 同じ愛知県出身で、ジュニア時代から知る服部に競り負けた。その差は「2」。初日の18番、遅延プレーによる2罰打が悔やまれる。「あれが頭をよぎらないと言えば正直ウソになるけど、終わったことなんで」。この日も競技委員が金田のプレースピードに目を光らせていた。“要注意人物”の評価を覆すことが、まずはプロとしての最優先事項になる。

続きを表示

2011年9月19日のニュース