迫田、大会初先発で25点!日本、韓国に快勝

[ 2011年8月7日 06:00 ]

 バレーボール女子のワールドGP釜山大会第2日は6日、韓国・釜山で1次リーグを行い、日本は韓国に3―0で快勝し、通算1勝1敗とした。日本は今大会初先発の迫田(東レ)が、両軍最多の25点をマークするなど勝利に大きく貢献した。第1セットは25―20で先取し、第2セットも中盤に木村や荒木(ともに東レ)のブロックなどによる連続得点で逆転し、25―21で連取。第3セットも25―22で制した。7日はドイツと対戦する。

 初戦のブラジル戦(5日)ではベンチ入りメンバーから外れた迫田が、真鍋監督の先発起用に応えた。身長は1メートル75と飛び抜けていないが、滞空時間の長いバックアタックで韓国のブロックを分断。時にはブロックの上からたたき込むスパイクも披露し、両チーム最多の25点をマーク。スパイク決定率は約51%に達した。日本に今大会初勝利をもたらした23歳のアタッカーは「周りの先輩が自分のいいところを引き出してくれた」とプレーの派手さとは対照的に謙虚に喜んだ。真鍋監督も「迫田がチャンスを生かしたのは、チームとしても大きい」と控え選手の発奮に満足した。

 日本のサイドアタッカーは不動のエース木村に加え、パワフルな江畑に守備が良い新鍋、復調した狩野とライバルが多い。それでも迫田は「自分のいいところをもっと伸ばしたい」と定位置獲得に貪欲な姿勢を示していた。

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2011年8月7日のニュース