大黒柱の大神不発…バスケ女子代表、カナダに惜敗

[ 2011年8月7日 06:00 ]

 バスケットボール女子の日本代表は6日、長崎県の大村市体育文化センターでカナダ代表と国際親善試合第2戦を行い、54―56で競り負けた。対戦成績は1勝1敗。日本は高田(デンソー)がチーム最多の22得点を挙げたが、大神(JX)は厳しいマークに遭って8得点にとどまった。右足首に不安を抱える渡嘉敷(JX)は第1戦に続いて出場しなかった。ロンドン五輪アジア予選を兼ねたアジア選手権(21日開幕)に向けた親善試合は計3試合が予定され、最終戦は7日に福岡市民体育館で行われる。

 大黒柱の大神が封じられた日本は、21歳の高田がチーム最多の22得点と奮起した。「点数に絡むのが自分にとっての課題で、意識して練習からやっていた。取れてよかった」と笑顔で話した。試合に競り負けた要因としては、入らなかったシュートに対するリバウンドの少なさを挙げていた。中川監督も「守備は悪くなかったが、シューティングがまずかった。それに尽きる。ミスが命取りになると感じた」と話していた。

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2011年8月7日のニュース