カーワン・ジャパン 奇襲攻撃から連勝目指す

[ 2011年7月4日 06:00 ]

 ラグビー日本代表は3日、フィジーへ出発し、パシフィック・ネーションズ杯の残り2試合で奇襲攻撃から連勝を目指す。

 前日2日のサモア戦(秩父宮)は前半15分までに0―17とリードを許し、15―34の完敗。プロップ畠山(サントリー)は「強豪チームに追いかける展開は厳しい」とした上で「奇襲攻撃をする。最初の20分で全て出し切る」と試合の入りに全力投球する意向を示した。

 ロック大野(東芝)は「最初から体を積極的に当てて相手を慌てさせたい」、WTB小野沢(サントリー)も「序盤からキックを使って相手を惑わせたい」とイメージを膨らませた。日本代表は9日にトンガ、13日にフィジーと対戦。トンガとはW杯でも対戦(9月21日)するだけに、先手必勝で本番へ弾みをつけたいところだ。

 ≪堀江 今季初出場へ意欲≫右足首痛などで出遅れていた日本代表フッカー堀江(パナソニック)が今季初出場へ意欲をみせた。4月に宮崎で始動してからひげを伸ばし続け「復帰したらそろうと思って、来週にさっぱりできるかな」と顎をなでながら話した。豊富な運動量と鋭い突破力が魅力。「試合に出たら常に声を出し続けて目立ちたい」と力を込めた。

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2011年7月4日のニュース