穴井 左手小指脱臼も「捨て身の技」で貫禄のV

[ 2011年6月21日 06:00 ]

男子100キロ級決勝、相手を攻める穴井隆将(右)

柔道グランドスラム・リオデジャネイロ大会最終日

(6月19日 リオデジャネイロ)
 男子100キロ級の穴井は、2試合目の準々決勝で左手小指を脱臼しながら世界ランク1位の貫禄を見せて優勝した。

 相手に組み手を切られたときに脱臼したが「大したことない。柔道をやっていれば誰でもやるもの」と、テーピングで左手を固めて対処。次の準決勝では豪快な内股で一本勝ち。決勝も足技で攻め立てて指導2を引き出して優勢勝ちした。気迫で頂点に立った日本のエース格が、世界選手権(8月)2連覇を見据えた。

続きを表示

2011年6月21日のニュース