日本8階級制覇も…桂治 格下に1回戦敗退「まさか」

[ 2011年6月21日 06:00 ]

男子100キロ超級 初戦でブラジル選手に敗れた鈴木桂治(左)

 柔道グランドスラム・リオデジャネイロ大会最終日は19日にリオデジャネイロで行われ、男子100キロ級の穴井隆将(天理大職)らが優勝し、男女計7階級のうち日本勢が4階級を制した。初日と合わせると出場した計12階級のうち8階級を制覇した。全日本選手権で優勝した男子100キロ超級の鈴木桂治(国士舘大教)は初戦敗退。男子90キロ級の小野卓志(了徳寺学園職)、女子70キロ級の国原頼子(自衛隊)、女子78キロ超級の田知本愛(綜合警備保障)が優勝した。

 全日本王者で世界ランク6位の鈴木が1回戦敗退。同101位のシュリッター(ブラジル)に競り負け「まさか。何が悪かったんでしょうね」とうなだれた。序盤に内股で有効を取られ、中盤に投げ技で有効を奪い返したが、さらに攻め立てた終盤に内股を食い、技ありを奪われた。5度目の世界選手権を前につまずいた31歳は「体調は悪くなかった。頭悪いです、僕が」と首をかしげながら引き揚げた。

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2011年6月21日のニュース