白鵬「うれしいという言葉を聞くと、来て良かったと思う」

[ 2011年4月15日 16:14 ]

被災者にちゃんこ料理を振る舞う横綱白鵬

 大相撲の横綱白鵬ら三役以上の力士が15日、東日本大震災と福島第1原発事故で102人が避難している東京都調布市の味の素スタジアムで炊き出しを行い、被災者を励ました。これまでも支援活動に精力的だった白鵬は「うれしいという言葉を聞くと、来て良かったと思う」と話した。

 大関魁皇関らの実演で行われた相撲体操では、参加した避難者が力士とともに「よいしょー」と大きな声で四股を踏んだ。福島県広野町から避難している4歳の双子、谷平さくらちゃんとはるかちゃんは、大関琴欧洲と“相撲”を取って「楽しかった」と声をそろえた。母親の幸恵さんは「すごく勇気をもらいました。久しぶりに大きな声を出した」と話し、ちゃんこ料理を味わった。

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2011年4月15日のニュース