引退届提出組激怒…「解雇」でも退職金は満額支給

[ 2011年4月15日 06:00 ]

大相撲八百長問題

 日本相撲協会の放駒理事長(元大関・魁傑)は、解雇した元蒼国来と元星風に退職金の支給を決めたことについて「処分と退職金は最初から別物と考えていた。勧告を受け入れた者にも退職金を出している。それと同じ考え方だ」と説明した。

 八百長関与で処分した25人のうち、22人は引退、退職勧告に従った。勧告を受け入れても拒否しても退職金を受け取れる結果となったが「処分を(より重い)解雇にしている」と違いを強調した。引退届を出したある力士は「われわれはいったい何だったんだろうと思ってしまう」と納得いかない様子だった。

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2011年4月15日のニュース