7人制代表に山内ら選出 東京セブンズは中止

[ 2011年3月17日 21:50 ]

 日本ラグビー協会は17日、7人制ワールドシリーズの香港大会とオーストラリア大会(アデレード)に出場する日本代表を発表し、山内貴之主将(トヨタ自動車)ら10人を選んだ。

 東日本大震災の被害が深刻さを増す中での遠征に、日本協会の真下昇専務理事は「海外の皆さまに日本の現状を知っていただくきっかけとして、そして日本がこれから力強く立ち上がっていこうとしている姿をお見せする機会でもあるととらえています」とのコメントを出した。

 チームは21日に出発。香港大会は25~27日、オーストラリア大会は4月2、3日に行われる。

 また、同協会は震災の影響を考慮し、4月16、17日に東京・秩父宮ラグビー場で開催予定だった7人制国際大会「東京セブンズ」の中止を決めた。代替開催はしない。

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2011年3月17日のニュース